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「ワンショット・キル」をやってみたのでレビュー
ワンショット・キル(ボードゲーム)の完全日本語版が発売されたのでやってみた。


2018年4月26日に発売されたばかりで、意外と新作だった。
(英語版は前からあったみたいだけど。)

このゲームは、プレイヤー5~10人向けの推理型多人数ゲームです。
(「クロスファイヤーモード」は5人以上、「スナイパーモード」は6人以上でプレーできます。)

「ワンナイト人狼の上位互換」みたいな評判を聞いて、「やってみたい!」と騒いで居たら同僚が買ってくれた。

🎉ありがとうございます🎉

プレイ人数は「5~10人」ということで、やや多め。
コンスタントに人の集まるグループであれば良いかも。
(我々はいつも5人以上集まるので、良い感じでした。)
ワンナイト人狼だと5人を超えたくらいから情報が無くなりがちで雰囲気の勝負になったりするけど、ワンショット・キルは情報が多い(後述)ので、楽しい。

ざっくりルール

・「クロスファイヤーモード」と「スナイパーモード」がある。厨ニっぽくて最高。
・「クロスファイヤーモード」はみんなの能力を順に処理していく。
・「スナイパーモード」はスナイパーが1人居て、スナイパーが暗殺者を狙撃する。
・「青(VIP)陣営」と「赤(暗殺者)陣営」に分かれる。(一部、その他の「黄(一般人)陣営」がある。)
・「準備」→「推理・相談」→「射撃」の流れ。
・「推理・相談」は3分で終わる。(砂時計が付いている。)
・「青」はVIPを守れば勝ち。「赤」はVIPを狙撃できれば勝ち。「黃」は狙撃されなければ勝ち。(もうちょっと細かいけど。)
・サクサクできる。プレイ時間10分はウソではない。

先に書いた「情報が多い」の話です。
まず「準備」がやや複雑(慣れれば簡単)で、みんなでカードを見たり回したりを何度か繰り返します。
最初は「何でこんなことやるの?」「よくわからないけど?」「複雑でつまらなくない?」みたいなことを思ってしまうけど、数回プレーすれば慣れて、更に準備の意味が分かってきます。(最初は「とりあえずやってみる」のが良いです。)
簡単に言うと「両隣の人くらいは、何となくどのカードを持っているか分かる状態」になります。
これにより、お互いの推理や相談が進みます。
ワンナイト人狼だと、ここを雰囲気とかで探らないといけないので、個人的にはワンナイト人狼より楽しかったです。

実際にプレーしてみて

「スナイパーモード」で私がスナイパー(青陣営)でした。
赤陣営の口車にまんまと乗って、2回の狙撃で見事にVIPと一般人を狙撃しました。完全なるクソスナイパーですね。ありがとうございます。(完全敗北。


VIPを選んだ回では、最初はVIPであることを隠していたら味方から狙われてしまったので、カミングアウトしたら今度は暗殺者からも狙われ、と思ったら「実は私もVIPでした。(ブラフ)」なんて人も現れて、なかなかの駆け引きが楽しめます。

カードの20枚くらいあって、色々な能力を持ったキャラクターを選んで遊べるので、しばらくは飽きなそうです。
(青陣営はVIPを守る役割のキャラクターがあったり、赤陣営は暗殺者を守る役割のキャラクターがあったり。)


大人数でテンポよく遊べるので、人が集まるグループであればオススメです。
Date: 2018/05/28 16:29
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